4月も今日で終わりですね。
今年はコロナの影響で五輪延期、自粛要請、使える助成金の少なさ。
経営者にとっては大きな痛手です。
世の中が暗くなる中、私の知人はこんなことを言ってました。
今まで何とかなってきてたからこれからも何とかなるよ。
大事なのは今元気でいること。
明るい考え方はとても大事です。
前置きが長くなりましたが
今回のテーマは棚卸です。
私が体験した税務調査での棚卸の確認も踏まえながら
記載していきます。
例)A社 7月決算の食品製造業
7/31の営業終了後、
A社にある食品の数を数えます。
A社にある食品の金額は100,000円でした。
ここまでは棚卸の基礎になります。
実はこの後
他に棚卸がないか調べる必要が1つだけあります。
A社は7/31に50,000円をB社に出荷しました。
ですのでこの50,000円は会社にはありません。
B社には配送業者により8/1に納品されました。
さて7/31時点で
この50,000円の商品は
A社のものでしょうか、それともB社でしょうか。
答えは・・A社です。
したがってA社の棚卸は
100,000円+50,000円=150,000円が正解になります。
税務調査では売上に続いて
この棚卸は必ず見ます。
めんどうな作業ですが
頑張って棚卸しましょうね。。